2019.01.24 Thursday
2019.01.09 Wednesday
冬囲い
2019年明けました!今年はこのブログも定期的に書いて、ガーデニングのこと、植物のことを皆さんとシェアできたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月から2月にかけて、北海道では雪がまだまだ降るので、樹木の枝が折れないように、秋のうちに冬囲いをします。
場所によっては雪を被らずに吹きさらしになる樹木もあるかもしれません。寒風に弱い樹木には更にムシロやビニールシートをかぶせたり。縄の結び方や結び位置を合わせるなど、職人技が色々隠れているのです。
でも、基本がわかれば自分でできる冬囲い方法も多く存在します!
ひろいと に冬囲いをご依頼いただくと、冬囲いレッスンをサービスしていますので、翌年からは自分でお庭の冬囲いをできるようになっちゃいます!と言っても春夏と過ごしてるうちに、すっかりやり方を忘れてしまう・・・なんてこともよくあることです。
そんな時は、またご依頼いただければ、出張ガーデニング料金のみでできますので、ご心配なく!
樹木と一緒に冬越し準備。庭の楽しみは冬支度にもあるのです。次の冬は是非挑戦してみてくださいね(^_^)
自宅の薪棚も雪をかぶっていますが、雪の下は実は湿度が調整されていて、薪の乾燥もちゃんと進みます。雪は冬の植物にとって最適な環境とも言えます。ただし、雪の重みや野生動物からの食害の危険もありますが…
2018.12.29 Saturday
年末のごあいさつ
2018年、このブログを読んでくださり、また、ひろいと にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
一緒に作りあげるという、お客様参加型のスタイルに、深いご理解とご賛同をいただきました。
それぞれのお庭・暮らし・植物と向き合い、大切な出会いとなりました。
来年以降も、お客様のお庭・植物との暮らしを楽しみにしつつ、必要な時はサポートさせていただきたいと思います。
開業まもないにもかかわらず、ご依頼をいただき、感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。
植物の魅力、ガーデニングを取り入れる暮らしの豊かさをお伝えできるように、春に向けて始動して行きます。
今後とも、お庭のこと、植物のことなどお気軽にお問い合わせください!
Tulipa turkestanica チューリップ トルケスタニカの球根。綿毛のようにふわふわがついています。
↓
また、2018年の施工例などもご覧いただけるようにホームページにアップしていく予定です。https://hiroito-gardenerslab.com
オンラインショップでは、ガーデニング用手編み靴下プロジェクトが進行中!こだわってます、羊に(笑)
こちらはイギリス・Cornwallより取り寄せた毛糸。羊さんの脂が残っていて、草木染めの色がよく入りそうです。
取りきれなかった草がときどきついています。糸にする行程で、薬品を必要以上に使っていない証です。
2018.08.17 Friday
8月からの花
暑さピークが数週間あるか、ないかの北海道ですが、お盆あたりから開花するお花を一つ、ご紹介します。
Angelica gigas
アンジェリカ ギガス
セリ科の多年草ですが、ほぼ2年草扱いです。種から発芽した年は花芽がつかず、2年目に開花を迎えます。
濃い落ち着いた紫、ピンクといった秋に向かっていくと見たくなる、深い色合い。でもまだ葉は青々と茂っていて。対比が美しい!
背丈は170センチはあります。ミツバチやアリさんがきては賑わいを見せています。
種の頃も鑑賞したら、採集して次の年に備えます。
維持するのに少しだけ気を使いますが、ニョキニョキと伸びて、この色合い・お花があるお庭は、雰囲気も一味違ってきます!
8月からのお花はまだまだありますが、特別に目を惹くアンジェリカ ギガス、植えて見てくださいね!
2018.05.22 Tuesday
ピー・スティック 〜枝で編む支柱〜
この時期は、1週間も経てばぐんぐん成長を見せる宿根草。
背が高くなって倒れかかってから支柱をするとなると、葉を傷つけたり支柱が見えてしまったり、不自然な見栄えとなってしまいがちです。今のうちに支柱対策しておきます。
自然素材のアートな支柱を立てれば、花壇との馴染みも良く、ワンランク上のお庭に見えますよ。
花の成長とともにこの支柱は見えなくなりますが、背丈の伸びたお花をしっかりとサポートしてくれます。
実際にやってみます。
今回はオリエンタルポピーに支柱を作ります。
今は背が30センチくらいなので、大体2倍の長さで60センチくらいの枝を7〜8本用意します。
枝の斜めに切った切り口を地中にさします。株の直径は50センチで、8本ほど設置しました。
こんな風にグネグネと隣同士の枝と絡ませたり結んだりして、植物の葉が編み枝の隙間から出てこれるように、しかもある程度丈夫に
編み込みます。
上から見ると、上部はスッキリ空いています。本当は上も格子状になるように編むと、それぞれの花茎を支えてくれたりできる仕様となります。
今回は上部は必要なく、横さえ支えられたら保てるお花だったので、このようになりました。
完成!
今回は、枝の樹種をあり合わせで使いました。
ヤマグワ・ヤナギ・フジのツル
一番適しているのはシラカバの枝です。枝ぶりが細かく、弾力があります。
注意したいのは生の技を使うと根が張ってしまうことがあるので、必ず乾いた枝を使いましょう。
はたまた、乾いているとポキポキ折れてしまうので、水につけてしなるようにして使いましょう。
でも実施に水につけるなんて大変ですね!なので、もともとしなりのある、ヤナギ、シラカバがオススメです。
補強的にツルを使うのも良いと思います。
花壇の宿根草に枝を編んで芽吹きの季節限定アートを楽しんでみてください!
2018.05.08 Tuesday
庭の中の小道ができるまで
今日から始めます。出張ガーデナー、ひろいと のブログです。
植物、庭作り、ガーデニングのこと、オンラインショップ情報はもちろん綴っていきますが、イギリスで庭師の頃の話、自邸の庭作りなども書いていきます!
園芸お役立ち情報や小話を楽しんでいただけましたら幸いです。
さて、今日は自邸の庭作り!
裏はすぐ山という環境です。
ガーデナーだからさぞかし庭を作り込んでいると思われがちです。。。
実は5年ほど経っていますが、大部分は手付かず…
山から飛んでくるタネがどんなか楽しみで、庭を耕せない日々を過ごしていまして。
それが、今年になって自然と小道が現れました!クルマバソウが二手にわかれて群生するようになり、
道を作ってくれました。
分かりずらいかもしれませんが。。。
画像の中で雑草をちょっとむしって、レイキでかいて黒い自然の腐葉土が出ているところが道です。
緩やかな曲線を描いています。
自然に任せると無理のない配置ができるのですね!
宿根草・樹木を植えていくのが楽しみです。
そして、庭作りに欠かせないことは、ライフスタイルの動線を考慮するということです。
キッチンガーデンの場所は?薪割りスペースは?…
それぞれの暮らしに寄り添って考えることが大切です。
これからも自然の声を聞いて庭を作っていこうと思います。
読んでくださりありがとうございました。